「せっかく二人で箱根へ行くなら、好きなときに温泉を楽しめる宿に泊まりたい」。
そんなカップルに注目してほしいのが、源泉かけ流しの温泉を客室の露天風呂で楽しめる宿です。
箱根観光を楽しんだあとは、客室に戻って二人だけの温泉時間へ。食事のあとや翌朝にも、自分たちのタイミングで湯浴みを楽しめるのは、客室露天風呂の大きな魅力です。
ただし、宿選びで注意したいのが「源泉かけ流し」という表記。
宿に源泉かけ流しの大浴場があっても、必ずしも客室露天風呂まで同じ方式とは限りません。また、源泉の温度などによって加水・加温が行われている場合もあります。
そこでこの記事では、箱根エリアから「源泉かけ流し」と「客室露天風呂」の条件を確認できる5軒を厳選。30代カップルの二人旅を想定し、温泉や客室、食事、アクセスなど宿選びで気になるポイントを紹介します。
※本記事では、客室で源泉かけ流しの温泉を楽しめる宿を紹介しています。一部には「露天風呂」ではなく「半露天風呂」と表記される客室も含まれます。お風呂の仕様は宿・客室タイプによって異なるため、予約前に最新情報をご確認ください。
箱根で源泉かけ流し×客室露天風呂を楽しめる宿5選

今回紹介する5軒はこちらです。
【箱根・仙石原】オーベルジュ 箱根フォンテーヌブロー仙石亭
【箱根・強羅】強羅温泉 強羅花扇
【箱根・強羅】強羅花扇 円かの杜
【箱根・二ノ平】箱根料理宿 弓庵
【箱根・小涌谷】箱根・翠松園
同じ「源泉かけ流し×客室露天風呂」でも、客室の造りや温泉の利用方式、食事などは宿によって異なります。
二人が箱根でどんな時間を過ごしたいのかをイメージしながら比較してみてください。
【箱根・仙石原】オーベルジュ 箱根フォンテーヌブロー仙石亭
箱根・仙石原の「オーベルジュ 箱根フォンテーヌブロー仙石亭」は、温泉旅館と本格フレンチを組み合わせたオーベルジュです。
楽天トラベルでは「全13室 大涌谷温泉掛け流しの露天付客室」と案内されています。
客室で温泉を楽しみ、夕食ではフランス料理へ。温泉だけでなく食事も箱根旅行の大切な目的にしたい二人が比較したい一軒です。
チェックポイント
・全13室が露天風呂付き客室
・楽天トラベルでは大涌谷温泉掛け流しと掲載
・本格フレンチを提供するオーベルジュ
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1245-703
・東名高速道路・御殿場ICから車で約30分
・小田原駅から湖尻桃源台行きバス利用、「箱根カントリー入口」下車
・駐車場12台、無料、予約不要
大涌谷の温泉とフレンチを二人の箱根旅に。
温泉旅館らしい湯浴みとフランス料理を一度の滞在で組み合わせられるのが、この宿の特徴です。
箱根観光を終えたら客室の温泉へ入り、その後は二人で夕食を楽しむ。観光だけでなく、「宿で何をするか」を大切にしたいカップルなら候補に入れて比較してみてください。
【箱根・強羅】強羅温泉 強羅花扇
源泉かけ流しの客室露天風呂を重視するなら、注目したいのが「強羅温泉 強羅花扇」です。
全客室に自家源泉掛け流しの露天風呂を備え、楽天トラベルの温泉情報では客室露天風呂を「100%源泉かけ流し」と案内しています。
客室に戻れば、二人のタイミングで温泉へ。客室露天風呂を箱根旅行の目的にしたいカップルにとって、条件を確認しやすい宿です。
チェックポイント
・全客室に自家源泉掛け流しの露天風呂
・楽天トラベルでは客室露天風呂を100%源泉かけ流しと掲載
・大浴場・露天風呂あり
・総客室数20室
・京会席を提供
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-681
・強羅駅または早雲山駅から無料送迎あり(要連絡)
・駐車場13台、無料
・チェックイン15:00/チェックアウト11:00
二人の客室で、自家源泉の湯を好きな時間に。
強羅花扇の大きなポイントは、「客室に露天風呂がある」というだけではなく、その客室露天風呂が源泉かけ流しであることを明確に確認できることです。
箱根を観光したあとに一度、夕食を楽しんだあとにもう一度。温泉を中心に二人の箱根旅行を組み立てたいときに比較したい一軒です。
【箱根・強羅】強羅花扇 円かの杜
「強羅花扇 円かの杜」も、源泉かけ流しの客室露天風呂を目的に箱根を訪れるならチェックしておきたい宿です。
すべての客室に露天風呂があり、楽天トラベルでは大浴場・客室露天ともに源泉掛け流しと案内されています。
敷地内に湧出口を持つ2本の自家源泉を使用。ただし、自家源泉はいずれも高温で湧出するため、適温になるよう加水処理を行っていることも明記されています。
チェックポイント
・全客室に温泉露天風呂
・客室露天、大浴場ともに源泉掛け流し
・2本の自家源泉を使用
・高温の源泉を適温にするため加水処理あり
・客室露天風呂は滞在中利用可能
・総客室数20室
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-862
・強羅駅または早雲山駅から無料送迎あり
二人の客室で、自家源泉の湯に何度でも。
「源泉かけ流し」という言葉だけを見るのではなく、実際の温泉利用方法まで理解して選びたい人にとって、加水について明記されている点も重要です。
客室露天風呂そのものを滞在の楽しみにして、宿で過ごす時間を長めに確保したい二人に向いている選択肢です。
【箱根・二ノ平】箱根料理宿 弓庵
「箱根料理宿 弓庵」は、全室に源泉かけ流しの半露天風呂を備えた宿です。
温泉は箱根十七湯の一つである二ノ平温泉。楽天トラベルでは泉質を単純温泉・弱アルカリ泉と掲載しています。
ここで注意したいのが「露天風呂」ではなく、基本的に「半露天風呂」と案内されていること。
完全な屋外型の客室露天風呂を希望している場合は、予約する客室の仕様を確認してください。
チェックポイント
・全室に源泉かけ流しの半露天風呂
・二ノ平温泉を使用
・泉質は単純温泉、弱アルカリ泉
・客室の半露天風呂は24時間利用可能
・総客室数10室
・大浴場なし
・住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297-248
・駐車場11台、無料、予約不要
二人きりの客室で、源泉かけ流しの湯時間を。
客室にいながら二ノ平温泉を源泉かけ流しで楽しめるのが弓庵の特徴です。
楽天トラベルでは、貴賓室「千条」については専用の源泉かけ流し露天風呂付きと掲載されています。そのほかの客室では半露天風呂が中心となるため、「露天か半露天か」を重視する場合は客室タイプまで確認して予約しましょう。
【箱根・小涌谷】箱根・翠松園
「箱根・翠松園」は、全23室すべてに自家源泉掛け流しの露天風呂を備えています。
公式サイトによると、温泉は「小涌谷温泉 温泉村99号」で、泉質は弱アルカリ性の単純温泉。
特に分かりやすいのが、温泉の循環方式を客室と館内露天浴場で分けて案内していることです。客室は自家源泉掛け流し、館内の露天浴場は循環濾過式と明記されています。
チェックポイント
・全23室に自家源泉掛け流しの露天風呂
・温泉名は小涌谷温泉 温泉村99号
・泉質は弱アルカリ性単純温泉
・客室は自家源泉掛け流し
・館内露天浴場は循環濾過式
・23室それぞれで間取りやデザインが異なる
・2名向け客室あり
・小涌谷駅から送迎あり
全23室で、自家源泉掛け流しの湯を二人占め。
公式情報で客室の温泉方式を明確に確認できるため、「客室露天風呂が本当に源泉かけ流しなのか」を重視する人にとって比較しやすい宿です。
客室ごとに間取りやデザインが異なるため、二人旅では温泉だけでなく、広さやベッドタイプなども見ながら選んでみてください。
カップルの箱根旅行で客室露天風呂がおすすめの理由

箱根の二人旅で客室露天風呂を選ぶ魅力は、温泉を客室で過ごす時間の一部として楽しめることです。
観光から帰ったあと、夕食の前後、朝起きたあとなど、利用可能時間の範囲で自分たちの予定に合わせて温泉へ。
とくに「観光スポットをできるだけ多く回る」という旅行ではなく、宿で過ごすこと自体を目的にしたいときは、客室露天風呂の存在が旅の過ごし方を大きく変えてくれます。
二人のペースで温泉を楽しめる
客室露天風呂があれば、二人のスケジュールに合わせて温泉を楽しみやすくなります。
早めにチェックインして温泉に入り、食事のあとにもう一度。翌朝も時間に余裕があれば朝風呂へ。
ただし、客室露天風呂だからといって必ず24時間利用できるとは限りません。利用時間は宿ごとに異なるため、予約時に確認してください。
チェックイン後も客室中心で過ごせる
客室露天風呂のある宿を選ぶなら、あえて観光予定を詰め込みすぎないのも一つの旅の形です。
早めに宿へ入り、客室で温泉を楽しみ、食事のあとは再び客室へ。
せっかく客室露天風呂付きの宿を予約しても、チェックインが遅く、翌朝も早く出発してしまえば、宿で過ごせる時間は短くなります。
箱根の宿泊そのものを楽しみたい二人なら、「何を見るか」だけでなく「何時に宿へ着くか」まで考えて旅程を組んでみましょう。
記念日旅行の宿を選ぶときのチェックポイント
誕生日や交際記念日などで箱根を訪れるなら、客室露天風呂だけでなく、客室タイプや食事、チェックイン・チェックアウト時間なども比較しましょう。
特に注意したいのが、「宿に露天風呂付き客室がある」ことと「自分たちが予約する客室に露天風呂がある」ことは別だという点です。
記念日向けサービスなどを希望する場合も、対応できると推測せず、予約前に公式サイトや宿泊プランを確認するか、宿へ問い合わせるのが確実です。
「源泉かけ流し」で確認しておきたい3つのポイント

1.客室露天風呂そのものが源泉かけ流しか
宿の大浴場が源泉かけ流しでも、客室風呂まで同じとは限りません。
今回のように「源泉かけ流し×客室露天風呂」を目的にするなら、「客室露天風呂」「客室風呂」を対象として掛け流しであることが明記されているか確認しましょう。
箱根・翠松園のように、客室は自家源泉掛け流し、館内露天浴場は循環濾過式と異なるケースもあります。
2.加水・加温の有無
源泉かけ流しでも、源泉温度などの理由によって加水・加温が行われる場合があります。
たとえば強羅花扇 円かの杜は、客室露天・大浴場ともに源泉掛け流しですが、自家源泉が高温で湧出するため、適温になるよう加水処理を行うと案内されています。
「掛け流し」という一語だけで判断せず、施設が公表している温泉利用方法まで確認すると、より希望に合った宿を選びやすくなります。
3.露天風呂と半露天風呂の違い
「客室露天風呂」を探している場合、露天風呂と半露天風呂の表記にも注目しましょう。
今回紹介した箱根料理宿 弓庵は、全室に源泉かけ流しの「半露天風呂」を備えると案内されています。
開口部や屋根などの造りは客室によって異なるため、屋外感のある露天風呂を重視するなら、予約する客室の写真や設備情報まで確認することをおすすめします。
箱根の源泉かけ流し×客室露天風呂 おすすめ3選

5軒の中でも、今回の「源泉かけ流し×客室露天風呂」という条件を公式情報等で特に確認しやすい3軒を挙げるなら、次の宿です。
1.強羅温泉 強羅花扇
全客室に自家源泉掛け流しの露天風呂を備え、楽天トラベルでは客室露天風呂を「100%源泉かけ流し」と案内。
「二人で客室の温泉を楽しむ」という今回の旅の目的と条件が明確に一致します。
箱根観光だけでなく、客室へ戻ってからの温泉時間を大切にしたいカップルが最初に比較したい一軒です。
2.箱根・翠松園
全23室に自家源泉掛け流しの露天風呂を備えています。
公式サイトで客室を「自家源泉掛け流し」、館内露天浴場を「循環濾過式」と区別しているため、客室の温泉方式を確認しやすいのがポイント。
客室ごとに間取りやデザインも異なるため、二人が過ごしたい空間まで含めて比較できます。
3.強羅花扇 円かの杜
すべての客室に温泉露天風呂があり、客室露天・大浴場ともに源泉掛け流し。
2本の自家源泉を持つ一方、高温で湧出するため適温になるよう加水処理を行うことまで明記されています。
源泉かけ流しという条件だけでなく、実際の温泉利用方法まで確認して宿を選びたい人にも比較しやすい一軒です。
箱根で二人だけの温泉時間を楽しもう

箱根で源泉かけ流しの客室露天風呂を選べば、温泉へ「入りに行く」のではなく、温泉のある客室で二人の時間を過ごす旅を計画できます。
今回紹介した5軒も、それぞれ特徴が異なります。
客室露天風呂の条件を分かりやすく重視するなら「強羅温泉 強羅花扇」、全23室で自家源泉掛け流しの露天風呂を楽しめる「箱根・翠松園」、2本の自家源泉を持つ「強羅花扇 円かの杜」。
料理と一緒に宿泊を楽しむなら「オーベルジュ 箱根フォンテーヌブロー仙石亭」や「箱根料理宿 弓庵」も比較できます。
大切なのは「どの宿が一番か」ではなく、二人が箱根でどんな時間を過ごしたいか。
観光を終えたら少し早めに宿へ。荷物を置き、客室の温泉へ入り、夕食を楽しんだあとはもう一度湯船へ。翌朝も温泉から一日を始める――。
そんな、泊まることそのものが旅の目的になる箱根旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
気になる宿が見つかったら、予約する客室タイプや宿泊プラン、最新の温泉情報を確認し、二人に合った一軒を選んでみてください。
※施設情報、温泉の利用方式、客室設備、送迎、チェックイン・チェックアウト等は変更される場合があります。予約前に各宿の公式サイトまたは予約ページで最新情報をご確認ください。